上京区誕生140周年事業「上京大文化祭」に行ってきました

京都の上京区は今年で140週年を迎えます

明治12(1879)年に京都の上京区が誕生してから平成31(2019)年3月14日で140周年という節目を迎えました。
「上京区は長い歴史の中で積み重ねられた伝統文化積み重ねられた伝統文化暮らしの文化ものづくりの文化が息づくまちでありながらも絶えず新しい文化や産業自治を発展させたまちです。」と市民しんぶんに載っていました。

この節目にあたり「文化と絆で未来につなぐ」を基本コンセプトとしていろいろなイベントが催されています。

そのひとつに「日本の奇跡 上京大文化祭」と銘打たれたイベントが平成最後の週末となる4月27日(土)28日(日)に北野天満宮で開催されました。
これは上京区140周年記念事業の一環で上京区文化振興会の主催のものです。

2日間にわたりいくつかのイベントが催されるのでいくつか覗いてみました。

上京の奇跡「現在の技展」

伝統に裏打ちされた現在作品を、音と光と香りの異空間に展示されます。

狭い空間ですが、いろいろな作品を見ることができます。
なぜか作品集をいただけました!

 

日時:4月27日(土)10:00~17:00、28日(日)10:00~16:00
場所:北野天満宮、文道会館地下1階
内容:音と光と香りで演出された空間に上京が誇る作家作品の幻想的展示
入場料:無料

(出展予定者・五十音順、敬称略)
帯屋捨松(帯)、黒田正玄(竹工芸)、辻井季生(生花)、鶴屋吉信(工芸菓子)、中村宗哲(漆工芸)、西陣まいづる(帯)、羽田登(友禅)、伴戸商店(金襴)、飛来一閑(一閑張)、細尾(織物)、町田泰宣(墨絵)、水野克比古(写真)、山田松香木店(香りのプロデュース)、吉川蕉仙(書)、樂吉左衞門(茶碗)

 

伝統をの技を食す「上京の料理店」

ここでしか食べることのできない限定メニューを楽しめる2日間です。

11時からですが、お昼時には行列ができていて、昼過ぎにはすでに売り切れていました。
普段は、結構なお値段のするお店のお料理が500円という低価格でいただけるから仕方ないかな…

開催日 4月27日(土)、28日(日)11:00~売り切れまで
場所:北野天満宮、文道会館周辺
内容:上京区の名料理店による2日限りのスペシャルメニューが集結
料金:1品500円

(出店予定者)
おかもと紅梅庵、大市、天喜、西陣魚新、畑かく、萬亀楼、萬重

 

「北野の大茶会」懸釜:武者小路千家

どなたでも気軽に参加できるお茶会の開催です。

武者小路千家の懸釜と知っていたのに、「梅花祭野点大茶湯」のイメージが強くて、芸舞妓さんたちがされると勘違いしてしまっていました。

お席は、椅子席・座礼席から選べます。近くでお点前が見れるようにと座礼席にしました。

普通のお茶席では写真撮影はできませんが、イベントということもあって写真は撮り放題でした。

小学生くらいのお子さんもお手伝いをされていました。

 

日時:4月27日(土)10:00~15:00
場所:北野天満宮、庭園
内容:武者小路千家の懸釜による大茶会
茶券:1,000円
定員:1,000名

※ 前売券は3月8日(金)から上京区役所まちづくり推進担当(1番窓口)またはチケットぴあにて発売

 

磯田道史氏による記念講演「上京区で日本史を語る」

著書が映画化されるなどテレビや雑誌でおなじみの歴史家:磯田道史さんをゲストに迎え、「上京区」をキーワードに日本の歴史を紐解く記念講演です。

 

日時:4月28日(日)14:00~
場所:上七軒歌舞練場
講師:磯田 道史 氏 (歴史学者、国際日本文化研究センター准教授)
入場料:1,000円
定員:400名

※ 前売券は3月8日(金)から上京区役所まちづくり推進担当(1番窓口)またはチケットぴあにて発売

 

花舞台「今に伝わる御所の文化」

今も受け継がれる宮廷文化を華やかに再現

すべて見るのは、ちょっと大変なので、午前中だけ見に行きました。

 

日時:4月28日(日)10:00~15:00
場所:北野天満宮 庭園・紅梅殿
入場料:無料
内容:雅楽、蹴鞠、衣紋、披講を実演し、御所の華やかな文化を再現

10:00~和太鼓:北野天満宮、神若会北野天神太鼓会

10:30~蹴鞠(けまり):蹴鞠保存会

蹴鞠は何度か見たことがありましたが、今回は色々な説明をしていただけたので、とてもわかりやすかったです。

蹴鞠が終了後、体験したい方は蹴鞠ができますということでした。
少し鞠を蹴るだけかと思っていたら、輪になって蹴鞠がはじまりました。

蹴鞠の鞠も触れさせてもらえて、とてもよい経験になりました。

13:00~披講(ひこう):冷泉家時雨亭文庫
13:30~衣紋(えもん):衣紋道研究会京都支部
14:30~雅楽(ががく):いちひめ雅楽会

 

 

 

 

関連記事一覧

about me

PAGE TOP