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毎年恒例、京都府庁の「観芸祭」
重要文化財に指定されている京都府庁の旧本館で開催される秋の「観芸祭」。
10月から11月にかけて約2週間催されています。
今年、平成30(2018)年は、10月20日~11月4日まで催されています。
展示や体験の他に、週末には様々なステージがあり、一夜限りの「府庁旧本館の夕べ」と題したスペシャルイベントもあります。
型友禅が100円という破格の値段で体験できます!
ステージを見に行ったら、「NPO京・ものづくり塾和らいふ」による体験がありました。
型友禅が100円というお安さで体験できました!
まず、気に入った絵柄を選びます。
「桔梗(ききょう)」を選びました。
まず、木の板に布を伸ばして置きます。
次に、基準となる点をつけます。
マスキングテープを貼り、そこに鉛筆で点をつけます。
「桔梗」の型紙は5枚です。
順番に色をのせていきます。
一枚目は、青色を薄くのせます。
鹿の毛でできた刷毛を優しくクルクルと丸を描きながら色づけします。
二枚目も同じ青色を、今度は少し濃い目にのせます。
三枚目は、ピンクを外側に少しだけのせます。
四枚目は、黄緑をピンクのところを避けてのせます。
最後に緑色をのせて終了です。
これは染料かと思っていたんですが、顔料だそうです。
染料だと蒸さないと駄目だそうです。
型紙は昔は柿渋のものだったそうです。
そういえば、昔々に型友禅の体験をしたことがありますが、その時は柿渋だったような…
完成したものを帰ってから額に入れてみました。
西陣織の体験も無料でできます!
西陣織の体験もできました。
こちらは移動できるタイプの織機だそうです。
まずは足で右の板を踏んで、右から左へ糸を通します。
糸で三角形ができると、足をはずします。
平行になるように板をひきます。
これが結構むずかしいです。
中心に向かって引くらしいんですが…
同様に、左の板を踏んで糸を通ります。
これで往復終了です。
気が遠くなりそうな作業です。
この作業を永遠に繰り返すんですね…
この作業を絹糸ですると、もっと細かくて時間がかかりますね。
お値段がはるのも納得です。