瑞饋(ずいき)祭ってどんなお祭り?
学問の神様、天神さんこと北野天満宮で行われる瑞饋(ずいき)祭は、数ある京都の秋祭りの先陣を切って10月1日から5日間にわたってとりおこなわれます。
「ずいき」とは茎芋(里芋の茎)のことで、京都ではお上げさん(油揚げ)などと一緒に炊いて食べると美味しいですよ!
この瑞饋祭ですが、村上天皇の御代946~967(天慶9~康保4)年に始まると伝えられています。
菅原道真公が太宰府で彫られた木像を西ノ京の神人(じにん)が持ち帰ってお祀りし、秋の収穫時に野菜や穀物などをお供えしたのが始まりといわれています。
北野の神を 10月1日から10月4日まで西ノ京の御旅所へお迎えして「ずいき御輿」を奉り、本年の収穫に感謝の誠心を捧げます。
10月1日 神幸祭(しんこうさい)
9:30出御祭:本社(北野天満宮)
13:00行列出発:本社(北野天満宮)
16:00御旅所着:御旅所(西ノ京御輿岡町)
16:00御着祭(八乙女舞奉納):御旅所(西ノ京御輿岡町)
10月2日
16:00献茶祭<表千家宗匠奉仕>:御旅所(西ノ京御輿岡町)
10月3日
15:00甲御供法饌(かぶとのごくほうせん)<七保会奉仕>:御旅所(西ノ京御輿岡町)
10月4日 還幸祭(かんこうさい)
10:00出御祭:御旅所(西ノ京御輿岡町)
13:00行列出発:御旅所(西ノ京御輿岡町)
16:00本社着:本社(北野天満宮)
17:00御着祭:本社(北野天満宮)
10月5日
15:30后宴祭(ごえんさい)(八乙女舞奉納):本社(北野天満宮)
神幸祭の様子です。
最後は「祭礼供奉車両」なる車でした。
10月1日(第一日目)は、神幸祭がとりおこなわれます。
鳳輦(ほうれん)に御霊を移す出御祭が朝9時半からとりおこなわれます。
お祭りに参加する方々が本殿にて参拝された後、午後1時から道山をはじめ、三基の鳳輦と松鉾、梅鉾などが北野天満宮を出発し、宮司などの神職や氏子など、約150人が氏子区内を巡行して午後4時頃に御旅所に到着します。
その後、御着祭にて八乙女舞(やおとめまい)が奉納されます。
10月2日(第二日目)は、表千家宗匠による献茶祭が御旅所でおこなわれます。
10月3日(第三日目)は、甲御供法饌(かぶとのごくほうせん)が御旅所でおこなわれます。
10月4日(第四日目)は、還幸祭がとりおこなわれます。
午後1時に、御旅所を出発し、午後4時頃に北野天満宮に到着します。
その後、午後5時に御着祭が北野天満宮でおこなわれます。
10月5日(第五日目)は、午後3時より后宴祭(ごえんさい)が北野天満宮にてとりおこなわれます。
拝殿前にて、八乙女舞が奉納されます。
10月1日のお昼頃に天神さんに行くと、ずいき祭りの準備がされています。
鉾などが組み立てられる前に本殿前などに置かれているので間近で見ることができるます。
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花傘の梅の花に向かって神様が降りて来られるそうです。
この鳳凰?は羽がパタパタ動きます。
ちょっと可愛いです!