京都の春をいち早く告げる一条戻り橋の桜

一条戻り橋の河津桜

京都には桜の名所といわれる場所がたくさんありますが、お寺や神社に行かなくて京都のまちなかにはいろんな種類の桜が咲いています。

冬に咲く寒桜もけなげで可愛いですが、やはり春を感じる桜もいいですよね。

 

京都で川といってすぐに思いつくのは「鴨川」ですね。

ちなみに「鴨川」ですが、北に行くと「賀茂川」と「高野川」に別れます。

他にも「高瀬川」などもあります。

「堀川」という川もあります。

最近は「京の七夕」の会場になっているので、少しは知名度が上がったでしょうか?

「堀川通」に沿って流れている川ですが、何故か御池通より南になると道路の地下に潜ってしまって川が消えてしまいます!

この堀川ですが、その昔は西陣の職人さんたちが川で染めた布を洗ったりされていたようで色水が流れてきたりしていました。

って随分むかしですが…

今は、散歩ができるように整備されています。

昨年(2018年)の台風で鴨川が濁流化していた時も、堀川は普通でした。

果たしてどこから水が流れてきているのか…

 

話がそれてしまいましたが、この堀川にはいろんな種類の桜が植えられています。

二条城の前の桜はみなさんもよく目にされると思います。

それより少し北に上がった堀川一乗寺の「一条戻り橋」に早咲きの桜があります。

安倍晴明で有名な晴明神社の近くですね。

その昔、安倍晴明が式神(しきがみ)をこの橋の下に住まわしていたとかいないとか…

 

この桜は「河津桜」といい「染井吉野」などよりも早く咲くので、いち早く春を告げてくれます。

 

毎年、可愛らしいピンクの花を咲かせてくれるので、堀川を通ってこの桜が咲いていると、もうすぐ春がやってくるな!と思います。

この堀川ですが、本当にたくさんの種類の桜があります。

「河津桜」とは対象に遅咲きの「黄桜」もあります。

堀川通の桜は、かなり長い期間、桜を楽しめる場所です。

今年は、これからが桜のシーズンなので、ぜひ一度行ってみてください。



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