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西陣の「千両ヶ辻ひな祭り」
西陣織の中心地、今出川大宮界隈は、江戸時代中期頃より生糸問屋や織物問屋が軒を並べ、日々千両に値する生糸や織物を商ったことから「千両ヶ辻」と呼ばれていました。
毎秋開催されている「西陣・千両ヶ辻伝統文化祭」の賑わいを春にもということで、今年第3回「千両ヶ辻ひな祭り」が開催されました。
昨年2017年は西陣と呼ばれて550年の大きな節目、今年2018年は明治150年という大きな節目だそうです。
明治になって何年目とか数えているとは…ちょっとビックリですね。
開催期間は3月3日、4日の10:00~16:30
場所は、京都市上京区大宮通今出川以南、一条通界隈以北です。
開催内容は、以下のとおりです。
各家秘蔵のひな人形、ひな飾り等の展示
町家・坪庭の公開
西陣織・和装品の展示販売
町家レストラン、食事処、茶房
ほんとに狭い範囲なので、歩いて簡単にまわれます。
町家で所蔵されているお雛さまを飾られていますが、かなり古いものもあります。
昔のものほど、お飾りの細工も素晴らしく小物にも目を奪われてしまいます。
お雛さまのお料理もしっかり作っておられたりします。
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「三栖太」さんの和菓子作りの体験をしました
和菓子作り体験が500円でできるというので体験してきました。
場所は「三栖太」さん。
まずは、こなしで練習をします。
手の平の外側を使って餡を丸めていきますが、きれいな丸にするのは難しいです。
コツは手を丸めずに、餡を転がしていきます。
手を丸めると、きれいな丸ではなく角ができてしまいます。
その後、小指の側面を使って5等分していきます。
三角柱の木の棒を使って、線を入れていきます。
花びらの真ん中から、下に向かって線を5回入れます。
次に、親指と人差し指で花びらを持ち上げて作ります。
その後、花びらの割れ目を5回入れます。
本番は、桃色のこなしのなかに白餡をいれて丸めたものを使います。
作り方は、練習したものと同じです。
最後に、黄色の花粉をのせて桜の花の完成です。
抹茶を点てていただいて、一緒にいただきます。
とても丁寧に教えて下さいました。
「こなし」とは白あんに小麦粉ともち粉を混ぜ合わせて蒸しあげ、熱いうちにこなしたものです。
着物を着ていくと、お得なことがあります!
「人力俥でちょいぶらり」というのもあり、100円で人力俥に乗れたりもします。
100mだけですが、ちょっと乗ってみたい人にはうれしいですよね。
それに着物を着ていると無料です。
そうそう、京都では着物を着ていると無料で観光できるイベントが時々開催されています。
昔は、京都市営地下鉄、市バスの無料券もついていたのですが、今はなくなってしまいました…残念。
今年はもう、終わってしまいましたが来年…もしくは秋の「千両ヶ辻伝統文化」を覗いてみてください。