雛人形の並べ方が京都はちょっと違ってます
3月3日は「桃の節句」ですね。
京都ではお雛さまの飾り方が他の地域とちょっと違っています。
お内裏さまが向かって左、雛さまが向かって右に飾るのが一般的ですが、京都では逆です。
向かって左がお雛さま、右がお内裏さまになります。
これは御所の紫宸殿のお即位の式典に由来していて、太陽が先に当たる側が上の位で、「左をもって尊し」という古来の風習に基づくものです。
ちなみに、左大臣側がお内裏さま、右大臣側がお雛さまです。
ただこれは向かってなので、自分が立ってみると逆にります。
京都の左京区と右京区もこれと同じ…なので地図で見ると逆…?
ややこしくてスミマセン…
昔は京都の並び方が一般的だったようですが、明治になり急速に西洋文化が入ってきます。
その際に、男女の並び方も西洋風が取り入れられて逆になっていったようです。
けれども、京都では昔のままを頑なに続けていきます…もしくは、取り残された?