「松ヶ崎大黒天」お「初甲子大祭」に行ってみる
「初○○」といえば1月21日の「初弘法」、1月25日の「初天神」が有名ですね。
その他にも、「初午(はつうま)」など、その年初めての「十干十二支(六十干支)」の日に神社仏閣で「大祭」などが催されます。
京都の北、地下鉄でいうと「北山」の次の駅「松ヶ崎」にある大黒さん。
こちらでは「甲子(きのえね)」の日に「甲子大祭」が催されます。
いつも案内のハガキが届くのですが、ちょっと遠いので行ったことがありませんでした。
令和になって初めての「初甲子」ということで、行ってきました。
七福神のなかの「大黒さん」でおなじみの「松ヶ崎大黒天」
「都七福神めぐり」で行かれた方も多いかもしれませんね。
毎年、成人の日あたりにスタンプラリーっぽいのがありますね。
実は「妙円寺」といいます。ってか初めて知りました(^_^;)
松ヶ崎の大黒さんは、京都の子丑の方向(表鬼門)にあり京都鬼門守護の福の神だそうです。
鬼門といえば、丑寅(艮)-「うしとら」のイメージですが…
「大黒天」は、打出の小槌を持つ姿から「財福の神様」といわれています。
元々は、インドの破壊神だったようです。
それがいつの間にか「大国主命」と習合して今のような愛嬌のある姿になったようです。
「寿福円満」「開運招福」「商売繁盛」の神様だそうです。
この大黒さんの縁日が「甲子大祭」といって約60日に一度やってくる「甲子」の日の朝9時から夕方5時までご祈祷が行われます。
前日の夜7時には、加持祈祷が行われます。
「天赦日」「一粒万倍日」が重なる吉日に、甲子(きのえね)の日限定御朱印をいただく
令和2年の初甲子の日は、1月22日です。
この日は「天赦日(てんしゃび)」と「一粒万倍日(いちりゅうまんばいび)」の重なる最強パワーの日です。
次にこの組み合わせの日がくるのは、6月20日になります。
この日を逃す手はありませんね~
お仕事前に、お参りをして御朱印をいただいて帰ろうと思って行ってきました。
「五山送り火」の「妙法」の「妙」の山がすぐ近くにあります。
8時半頃に行くと、ほとんど誰もいなくて驚きました。
もっと賑わっているのかなと思ってたので…
9時からということなので、お参りをすませて絵馬堂などを見ていました。
10時からはお蕎麦なども提供されるそうですが、まだ準備中でした(^_^;)
大黒さんの御朱印をいただこうとおもっていたら、「甲子限定」「令和二年限定」の文字が!
「甲子限定御朱印」は、17:00~20:00と大祭9:00~16:00限定100体で一体1000円です。
「令和二年特別限定御朱印」は1000体限定で一体700円です。
せっかくのご縁なので、いただくことにしました。
こちらが普通の御朱印です。
「妙法」と書かれています。
「甲子限定御朱印」ですが、1年で6回ある「甲子大祭」で六体集めると、ご祈祷をしていただけるそうです。
甲子限定御朱印のお知らせ
令和2年1月、3月、5月、7月、9月、11月の「甲子限定御朱印」を集めると、11月17日の納め甲子でご祈祷していただけます。
すべての「甲子限定御朱印」を寺務所まで持っていき、フルネームと生年月日を伝えます。
計6枚で一人のご祈祷となり、お連れ様はお堂での祈祷を受けれないそうです。
時間は9時から15時までです。
松ヶ崎大黒天 妙円寺
京都市左京区松ヶ崎東町31
電話番号 075-781-5067
FAX 075-722-1424