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パリの白夜祭の京都版「NUIT BLANCHE(ニュイ・ブランシュ)KYOTO」
京都市とアンスティテュ・フランセ関西が毎秋開催する「NUIT BLANCHE(ニュイ・ブランシュ)KYOTO」
京都市の姉妹都市であるパリ市で10月の夜に行われる、パリ市発祥の「NUIT BLANCHE(白夜祭)」に着想を得て行われる一夜限りの現代アートの祭典「NUIT BLANCHE(ニュイ・ブランシュ)KYOTO」が、今年も開催されました。
今年は、パリ・京都友情盟約締結60周年と日仏友好160周年の記念すべき年にあたります。
日仏のアーティストによる「五感」をテーマとした展示、パフォーマンス、プロジェクション・マッピングなどの多彩なプログラムが夜間、京都市内の各所で無料で催されました。
視覚、聴覚はもちろんのこと、触覚、味覚そして臭覚を刺激するアートの数々が、京都のまちのいたるところで体験できます。
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ダンスショーイング「kankoroboo」 ロームシアター京都
心や魂を表現し踊り上げるダンス
振付・出演 ナッシュ/アンヌ=マリ・ヴァン
「Unbalanced」 京都国立近代美術館
パリ在住のNoemi SchiperとTakami NakamotoによるアートユニットNONOTAKの世界初公開作品。
高さ3mのパネルを4枚使用し、没入感のある音楽と光をシンクロさせた迫力あふれるメディア・アート作品。
「Perfumery Organ」 アンスティテュ・フランセ関西
オルガンを弾くと、様々なサイズの瓶に空気が送り込まれ、音と共に「香階」に基づいた香りが奏でられる世界初の香楽器「パフューマリー・オルガン」。
15分毎に1回5分の実演があります。
自分でオルガンを弾くこともできます。
「白夜の茶会」 アンスティテュ・フランセ関西
7月末にパリにも建てられた移動式の茶室「帰庵」が登場。
必要最小限の竹で作られた建築物は、中に入った人の想像の中で茶室として完成されます。
五感を使って、白夜のお茶をお楽しみください。
「京造ねぶた」展 アンスティテュ・フランセ関西
はじめは気づきませんでしたが、右から見ると羊、左から見ると狼です。
「I Will Keep A Light Burning」 京都芸術センター
観客を時空の旅へと誘うポエティックなインスタレーション。
永遠に輝く星と、人類の時間のはかなさを同時に表す1000本のキャンドルを用いて、フランス人作家ルノー=オーギュスト・ドルムイユが100年後の星空を描きます。
H3見出しa「the host」 松栄堂 薫習館(しょうえいどう くんじゅうかん)
デザイン、写真、そして物語を、松栄堂の香りで演出する、五感で楽しむ展覧会。
無意識や漠然という不確かさの中でリサーチを続けてきたフランス人デザイナー、フェリペ・ポンの作品をまとめて展示する、日本で初めての個展。
「小出麻代 個展」 ギャラリー・パルク
身近な素材によるオブジェクトを組み合わせ、鑑賞者の感覚や記憶をささやかに揺さぶるインスタレーション。
京都国際マンガミュージアム
フランスの音響詩人アンヌ=ジェームス・シャトンによるライブ。
日常生活で身近にあるテキストを用いて、公共の場で耳にする音声にフォーカス。
モールス信号をもとにしたビジュアル・サウンド表現を提案する。
京都伝統工芸館
これら以外にも、京都市内の41箇所で五感をテーマとした多彩なプログラムが行われました。
場所によっては深夜まで催されています。