NUIT BLANCHE(ニュイ・ブランシュ)KYOTO 2018 パリ白夜祭への架け橋 現代アートと過ごす夜

パリの白夜祭の京都版「NUIT BLANCHE(ニュイ・ブランシュ)KYOTO」

京都市とアンスティテュ・フランセ関西が毎秋開催する「NUIT BLANCHE(ニュイ・ブランシュ)KYOTO」

京都市の姉妹都市であるパリ市で10月の夜に行われる、パリ市発祥の「NUIT BLANCHE(白夜祭)」に着想を得て行われる一夜限りの現代アートの祭典「NUIT BLANCHE(ニュイ・ブランシュ)KYOTO」が、今年も開催されました。

 

今年は、パリ・京都友情盟約締結60周年と日仏友好160周年の記念すべき年にあたります。

日仏のアーティストによる「五感」をテーマとした展示、パフォーマンス、プロジェクション・マッピングなどの多彩なプログラムが夜間、京都市内の各所で無料で催されました。

視覚、聴覚はもちろんのこと、触覚、味覚そして臭覚を刺激するアートの数々が、京都のまちのいたるところで体験できます。

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ダンスショーイング「kankoroboo」 ロームシアター京都

 

 

心や魂を表現し踊り上げるダンス

振付・出演 ナッシュ/アンヌ=マリ・ヴァン

 

「Unbalanced」 京都国立近代美術館

パリ在住のNoemi SchiperとTakami NakamotoによるアートユニットNONOTAKの世界初公開作品。

 

 

高さ3mのパネルを4枚使用し、没入感のある音楽と光をシンクロさせた迫力あふれるメディア・アート作品。

「Perfumery Organ」 アンスティテュ・フランセ関西

 

オルガンを弾くと、様々なサイズの瓶に空気が送り込まれ、音と共に「香階」に基づいた香りが奏でられる世界初の香楽器「パフューマリー・オルガン」。

 

15分毎に1回5分の実演があります。

自分でオルガンを弾くこともできます。

「白夜の茶会」 アンスティテュ・フランセ関西

 

7月末にパリにも建てられた移動式の茶室「帰庵」が登場。

必要最小限の竹で作られた建築物は、中に入った人の想像の中で茶室として完成されます。

五感を使って、白夜のお茶をお楽しみください。

「京造ねぶた」展 アンスティテュ・フランセ関西

 

 

はじめは気づきませんでしたが、右から見ると羊、左から見ると狼です。

 

 

 

 

「I Will Keep A Light Burning」 京都芸術センター

 

観客を時空の旅へと誘うポエティックなインスタレーション。

永遠に輝く星と、人類の時間のはかなさを同時に表す1000本のキャンドルを用いて、フランス人作家ルノー=オーギュスト・ドルムイユが100年後の星空を描きます。

H3見出しa「the host」 松栄堂 薫習館(しょうえいどう くんじゅうかん)

 

 

デザイン、写真、そして物語を、松栄堂の香りで演出する、五感で楽しむ展覧会。

 

 

無意識や漠然という不確かさの中でリサーチを続けてきたフランス人デザイナー、フェリペ・ポンの作品をまとめて展示する、日本で初めての個展。

「小出麻代 個展」 ギャラリー・パルク

 

 

身近な素材によるオブジェクトを組み合わせ、鑑賞者の感覚や記憶をささやかに揺さぶるインスタレーション。

 

 

 

京都国際マンガミュージアム

 

フランスの音響詩人アンヌ=ジェームス・シャトンによるライブ。

 

 

日常生活で身近にあるテキストを用いて、公共の場で耳にする音声にフォーカス。

モールス信号をもとにしたビジュアル・サウンド表現を提案する。

 

京都伝統工芸館

 

 

 

これら以外にも、京都市内の41箇所で五感をテーマとした多彩なプログラムが行われました。

場所によっては深夜まで催されています。

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