神泉苑で行われる秋の大念仏狂言

春と秋に行われる「神泉苑大念仏狂言」

神泉苑といえば、平安遷都の際に龍の水飲み場とされた場所というイメージぐらいしかありませんが、泉というか池があって、ツツジの季節などとても綺麗です。
ちなみに、日本で初めて桜のお花見がされた場所でもあります。

毎年の干支に向かって方向を変える恵方社のあるところでもありますね。

11月の3日間「神泉苑狂言」が無料で見れます!

その神泉苑で行われる狂言は、明治36(1903)年に神泉苑大念仏講社が結成されて以来続く行事だそうです。

仏教の妙理や世の道理を、身振り手振りで説いたのが起源とされています。

鉦や太鼓、笛の音に合わせて演じる仮面無言劇で、約30番ある演目の中から、毎日数番が、順次上演されるそうです。

11月の第一金曜日から3日間「大念仏狂言」が無料で行われます。

結構、近くに住んでいますが、実は今まで一度も行ったことがありませんでした。

夜の部なら、お仕事の帰りにちょっと覗けるかな…と思って行ってみました。

狂言が行われるのは、神泉苑境内の東側にある狂言観覧席です。

何度も行ってますが、狂言の観覧席があるのも知りませんでした。

屋外だと思っていたので、室内と知ってちょっとホッとしました。

というのも、11月の京都の夜は、さすがに冷え込みます。

結構な厚着をしていきましたが…足りませんでした。

 

こちらの狂言は、皆様の支援で成り立っているので、無料ではありますが、支援金を箱に入れます。

「狂言をゆっくり鑑賞していただくため、写真の撮影はご遠慮ください。」とあったので写真はありません。

 

この日の演目は「橋弁慶(はしべんけい)」「花折(はなおり)」「餓鬼角力(がきずもう)」でした。

「橋弁慶」が約30分、「花折」と「餓鬼角力」は約1時間でした。

 

狂言ですが、面をつけたままなので息もしずらいだろうし、視界も悪そうですね。

大人だけでなく、お子さんも出演されています。

将来は安泰かな…

平成30(2018)年11月2日(金)

初日   夜の部18:30~21:30

 

平成30(2018)年11月3日(土)

第二日  昼の部13:00~17:30

第二日  夜の部18:30~21:30

 

平成30(2018)年11月4日(日)

第三日  昼の部13:00~17:30

第三日  夜の部18:30~21:30

 

毎年行われるので、11月の一週目の週末に要チェックですね。

ちなみにゴールデンウィークにも、狂言が行われます。

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神泉苑

京都市中京区御池通神泉苑町東入

 

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