「かしわ」って何のこと?
烏丸通と押小路通の角にある、「とり安」というかしわ屋さん。
みなさん、「かしわ」って何かわかりますか?
京都では「鶏肉」のことを「かしわ」と言います。
普通は、お肉屋さんで「牛肉」「豚肉」と一緒に売られている「鶏肉」ですが、京都ではちょっと違ってます。
京都では、鶏肉は「かしわ屋さん」で買います。
なので「お肉屋さん」に行っても鶏肉は売っていません。
それが普通と思っていたんですが…
こちらの「とり安」さんは、創業明治23(1890)です。
うちの祖父が「ここのささみは新鮮で生で食べれる」と言って、時々買っていたそうです。
生って?ちょっと怖いですけど…
行列ができる「とり安」のランチ
「とり安」ですが、向かって左が「鶏肉屋さん」、右が「お食事処」となっています。
「お食事処」ですが、お昼間は行列ができています。
京都のオフィス街ということもあって、昔は、安くて美味しいお店でした。
が、観光客が増えすぎて…ランチタイムに並ぶのはちょっとムリになって足が遠のいていました。
いつの頃からか、「ランチは中学生以下お断り」の紙も張り出され…
コロナウィルスの影響で観光客の方が減り、珍しく人が少なかったので久々に行きました!
お昼は、「とり安定食」「親子丼」「からあげ丼」「玉子丼」の4種類です。
「玉子丼」が850円で、それ以外が950円です。
ちなみに、「とり安定食」は14:00まで950円ですが、夜は1550円です。
久々に「からあげ丼」が食べたかったので頼みました。
丼ものは、丼、赤だし、香の物の3点です。
定食はご飯、赤だし、唐揚げ、小鉢、香の物です。
「からあげ丼」は、甘めの玉子の中に唐揚げが5つ入っています。
結構、ボリュームはあります。
店内は、カウンターが7席と、2人がけ、4人がけのテーブルが一つずつでかなり狭いです。
なので、すぐにいっぱいになってしまうんですね。
その昔、「からあげ丼」は650円でした。
その後、徐々に値上げされ950円になってしまいました。
確かに随分と時は流れましたが…
この辺りで時々ランチをしますが、確かに値上げをされたり少しボリュームが減ったお店もありますが、ぶっちゃけランチは値上げしすぎだと思います。
1000円でお釣りが来るフレンチ・ランチもありますが、ボリュームは減ったものの同じ金額で頑張っておられえます。
それを考えると、「わざわざランチに行かなくてもなぁ…」と思ってしまいます。
夜も営業されているので、一杯飲みながらのほうがいい気がします。
とり安
京都市中京区烏丸押小路角秋野々街534
電話番号 075-241-0456 075-231-0569
営業時間 11:30~14:00、17:00~19:30(L.O.)
定休日 木、土日祝