みなさんは「西京漬(さいきょうづけ)」ってご存知ですか?
いわゆる「味噌漬」ですが、京都の西京味噌という白味噌を使ったものです。
ちなみに…西京味噌はかなり甘めのお味噌です。
ぶっちゃけ私の家では、最近はお正月のお雑煮ぐらいでしか使ってません…
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即、売り切れ!!これで「切り落とし」?
錦市場から柳馬場通を少し北に上がったところにある「京都 一の傅(いちのでん)」
一階が店舗で、二階がお食事処になっています。
こちらは、もうすぐ創業100年をむかえる「西京漬」のお店です。
ちなみに、お昼の月替りコースは、3,950円(税込)です。
焼きたての「蔵みそ漬」を中心に、四季折々の京懐石がいただけるそうです。
個室もあります。
西京漬というと、「さわら」や「たら」のイメージが強かったんですが、こちらでは、「鮭」「サバ」「金目鯛」など、いろんな魚の西京漬を販売されています。
一切れ、500~780円と結構いい値段がするので普段使いにはなかなか手が出ません…
そこでオススメなのが「切り落とし」です。
お店の入り口の左側に「本日、切り落とし」というのがあります。
その横に「あります」「終了しました」というのが出されています。
時々、通りかかるのですが…ほぼほぼ「終了しました」となっています。
お昼には、まずないと思います。
まだあったら、ラッキーです!!
こちらの切り落としですが、1,667円です。
切り落としにしたら、ちょっと高いかなぁ…と思っていたのですが、商品を見てびっくり!!
切り落としというか、普通に切り身です。
たしかに、魚の端っこ的な感じはしますが、スーパーで売ってる切り身と比べると、普通の切り身です。
それが今回は7切れ入っていました。
西京漬って焼くの難しそう…
西京漬ってどうやって焼けばいいのかな…
と思う人は多いと思います。
私も、魚についている味噌をどうすればいいのかイマイチわかりません…
そういう方でも大丈夫!
ちゃんと焼き方の説明が入っています。
手が汚れないように、ビニールの手袋も入っているのでうれしいです。
西京漬は味噌を取って弱火でじっくり焼きます。
グリル、フライパン、オーブントースターでも焼けます。
まず、クッキングペーパーなどで味噌を軽く拭き取ります。
味噌が残っていると、焦げやすくなるからです。
といいつつ、私は少し焦げたお味噌も美味しいと思うのでその辺はお好みで!
アルミホイルをよく揉んで、しわくちゃにします。
この上に西京漬を置いて焼きます。
ホイルをしわくちゃにすると、魚がくっつきにくくなります。
<グリルの場合>
弱火で5~6分焼きます。
焦げ目がついたら裏返して、更に3~5分焼きます。
<オーブントースターの場合>
1000Wの場合、上下火で8~10分焼きます。
<フライパンの場合>
クッキングシートを敷いて、弱火でチリチリを音がしてきたら5~6分焼きます。
魚を裏返して、更に4分焼きます。
トースターが手軽かな…と思います。
洗い物も少ないしね!
ところで、残った味噌ですがちょっともったいない気がしますが、魚臭いので再利用はしないようにということです。
でも、なんだかもったいないなぁ…
なので、魚の切り身を味噌に漬けて冷凍庫で数日寝かせてみました。
魚がまろやかになって、美味しくいただけました。
ただし、これは私が勝手にしただけなので、オススメしていいのかどうかはわかりませんが…
一の傳の「蔵みそ漬」が一割引で買える裏技とは!!
一の傳本店での、お買い物とお食事がお安くなる方法があります。
それが「家内喜(やなぎ)メンバーカード」というものです。その場ですぐに登録できます。
切り落としの場合、1,667円の1割引きで167円引きで1,500円になります。
その場ですぐに登録できるので、登録しない手はないですね。
この特典は、予定なく変更される場合がありますので、ご確認を!
京都 一の傅の「蔵みそ漬」とは…
京都の老舗から特別に取り寄せた西京味噌を基にして、伏見の蔵元の本格純米酒や本樽仕込みで2年間熟成させた醤油などの調味料を合わせて、魚の旨味を最大限に引き出した、こちらのお店の登録商品だそうです。
もちろん添加物は一切使われていません。
この味噌床に、最も脂がのる時期に獲れた魚を2昼夜以上漬け込んだものだそうです。
京都 一の傅(いちのでん) 本店
京都市中京区柳馬場通錦上る十文字町435
電話番号(飲食予約) 075-254-4070(受付時間 10:00~18:00)
営業時間 一階(買物) 10:00~18:00
二階(食事) 11:00~16:00(L.O.14:30)
定休日 水曜日(祝日の場合、翌木曜日)
12月31日~1月4日
HP http://www.ichinoden.jp