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「京ものフェスティバル」で京都のものづくりを見よう
平安神宮の近くにある「みやこめっせ」で毎年春先に行われる、「京ものフェスティバル」というものがあります。
京都ならではの工芸品をはじめ、和菓子などの京都産品が勢揃いします。
同時に「伝統産業の日」inみやこめっせも行われています。
工芸品の実演や体験などもあり、ものづくりが好きな人は1日楽しめます!
「京繍」の体験をしました
「京繍記念展」で京都の手刺繍「京繍」の体験教室がありました。
ずっと興味はあったのですが、お教室に行くほど刺繍がうまくなくて…
未経験OKということで、さっそく参加しました。
ところで「京繍」ってご存知ですか?
中国から日本に刺繍の技法が伝来したのが4~5世紀頃だそうです。
奈良時代後半以降は中国の影響から脱却し、「日本刺繍」として独自の技法を付け加えて発展していきます。
永きの間、都がおかれていた京都において、職人衆によって脈々と受け継がれ育まれてきたのが「京繍」です。
1400年の伝統の技を現在に受け継ぐ、伝統工芸士が指導してくださいます。
絹に鉛筆で描かれた桜の花を刺していきます。
糸も絹糸です。
好きな色を選んで、さっそく始めます。
まず針が普通の針とは違っています。
1本1本手作りだそうで、針の穴のところが平たくなっています。
絹糸も普段使っている糸と違って撚っていないので、針穴に通すのもちょっと難しいです。
直線だけなんですが、なかなかうまくできません。
でもとっても楽しかったです。
他にもいろんな体験ができます
他にも、竹細工や組みひもなどの体験もあります。
私は、下絵に色を塗り金箔を貼ってもらうというのを体験しました。
絵の具で色を塗り、ドライヤーで乾燥させた後、金粉を貼っていただきます。
アイロンの熱で金粉を貼り付けますが、金色が入ると一気に豪華になります。
ちょっと一息 お茶やお酒も楽しめます!
方円流(お煎茶)のお茶席も400円であります。
お抹茶のお点出もあります。
かなりお手軽なお値段なのでオススメです。
新酒呑みくらべもあります。
新酒(松井酒造、北川本家、招徳酒造)の3種、おつまみにおちょこ付きです。
昨年は、おちょこが選べませんでしたが、今年は選べました。
大人も子どもも1日遊べます。
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実演も盛りだくさん!
黒谷和紙の紙漉きの実演
筒絞り、桶絞りなどの絞りの実演
反物の製作工程
糊置き、手描下絵など
京丸うちわの実演
あと、生まれて初めて小鼓を鳴らしました。
持ち方を教えていただいて、鳴らしましたがキレイな音を出すには力を抜くことだそうです。
朱色の紐は「調べ緒」というそうで、麻からできているそうです。
すっかり絹だと思っていました。
手触りはとっても滑らかで麻とは思えません。
滅多にできない経験がたくさんできました。