京都府庁旧本館(重要文化財)の観桜祭(かんおうさい)

毎年恒例、桜の季節は京都府庁でお花見を!

京都府庁は御所の少し西にあります。
正面入口は下立売通沿いの釜座通のどんつき(突き当り)です。

 

明治37(1904)年12月20日竣工のレンガ造りの建物が美しい京都府庁の旧本館の中庭には何本かの桜があります。
その桜を一般公開すべく、毎年、春に「観桜祭(かんおうさい)」が催されます。

中庭にある桜は次のとおりです。

祇園しだれ桜…円山公園のしだれ桜の孫の桜
八重桜 はるか…福島県から復興を応援するシンボルとして寄贈され、NHK大河ドラマで活躍された綾瀬はるかさんが命名された新種の桜。
容保桜…山桜と大島桜の特徴を併せ持つ珍しい桜。幕末の京都守護職・松平容保のなまえにちなんで命名。

この他に、大島桜、紅八重しだれ桜、紅一重しだれ桜があります。
決して数が多いわけではありませんが、洋館と桜はとってもよく合います。

平日のお昼時に行ったので、中庭でお弁当を食べられている方が、結構いらっしゃいました。
桜を見ながらのお昼ごはんは最高ですね!

「観桜祭」では、府庁内部の観覧だけでなくイベントも盛りだくさん

日によって様々なステージやお茶のおもてなしがあります。
彫刻や写真の展示のほか、「和の文化ふれあい教室」という型友禅・西陣織・藍染の体験教室もあります。
土日には旧本館のガイドツアーが11:00から、約50分あります。

平日でも、普通に庁舎内が見学できるので、建築などの興味のある方は是非とも行ってみてください!

 

この旧本館ですが、昭和46年まで京都府庁の本館として利用されていました。

今も執務室や会議室として使用されているそうです。
創建時の姿をとどめる現役の官公庁建物としては日本最古のものだそうで、平成16(2004)年に重要文化財に指定されました。御所の少し南にある裁判所も昔は素敵な洋館でした…

 

 

府庁の旧本館を見ると思い出すのが、裁判所です。
御所の少し南にある裁判所も昔は素敵な洋館でした…
が、建て直されてしまって、普通の建物に…
本当に残念です。

観桜祭

2018年3月24日(土)~4月8日(日) 10:00~17:00
2019年3月23日(土)~4月7日(日) 10:00~17:00

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