織田信長が祀られている「建勲神社(たけいさお・けんくん)」は、お花見の穴場

船岡山にある「建勲神社」

「けんくんさん」と言われているので「けんくんじんじゃ」と思っていましたが正しくは「たけいさおじんじゃ」だそうです。

よくよく考えると…京都の地名は訓読みが多いので、「たけいさお」ですね。

建勲神社は隠れたお花見の名所?

「建勲神社前」というバス停が北大路通りにありますが、石碑はあれど…特に神社が見えないので行ったことがありませんでした。

確かバスの案内も「けんくんじんじゃまえ」だったような…

道路標識の英語は「Kenkunjinjyamae」ってなってますが…正式名称じゃないんですね~

歴史好きの友人に連れられて行った時、登りがすごくって大変でした(^_^;)

それもそのはず!ここって船岡山だったんですね。

よく耳にするけれど…イマイチ場所がわかっていませんでした。

「Tom Sawyer(トム・ソーヤー)」というパン屋さんに行った帰りに、桜の花に導かれてたどり着いたのが「建勲神社」でした。

ここは何通りなんだろう?多分「船岡東通」だと思いますが、鞍馬口通から北に上がると大きな鳥居があります。

舟岡山の東側だから、やっぱり船岡東通ですね。

バス停からも遠いし、ちょっと奥まっているので静かです。

地元の人が少しいらっしゃる程度です。

染井吉野、八重紅枝垂桜などが植樹、献木されているそうで桜が満開です!

ここって桜の穴場かも!

建勲神社の由来は?織田信長公と関係あり

「建勲神社」は、明治2(1869)年に明治天皇のご下命により創建されたそうです。

戦国乱世に天下統一、朝議復興などを勧めた織田信長に対して神社創立の宣下があったそうです。

明治3(1870)年に「建勲」の神号を賜り、明治8(1875)年に別格官弊社に列せられて船岡山に社寺を賜ったそうです。

かなり新しい神社だったんですね。

 

船岡山は「山」といいつつ標高112メートルです。

ここは京都盆地特有の樹木が多く、帰化植物がほとんど入りこんでない貴重な森だそうです。

その東南に「建勲神社」はあります。

船岡山ですが、京都が都に定められた約1200年前に中国の陰陽五行思想の風水に基づいて、龍の気のみなぎる地形で大地の気がほとばしる玄武の小山であると占われたそうです。

そして船岡山の真南が大極殿、朱雀大路となったそうで、現在も境内に玄武大神が祀られています。

朱雀大路は現在の千本通ですね。

今の千本通はちょっと歪んでますが…今出川通より南は確かに船岡山の真南ですね。

 

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