「木戸孝允(きどたかよし)旧宅・達磨(だるま)堂」は奥まっていて見つけづらいです…が静かでいいです

木戸孝允(桂小五郎)の旧宅を見学しよう!

今年、平成30(2018)年は明治維新150年ということで様々なイベントが催されていますね。

京都に住んでいるのに、というか京都に住んでいるからか全く歴史に興味がありません。

武士とか好きじゃないし、幕末とかは嫌いです…

なので、「木戸孝允旧宅・達磨堂」というのも「明治維新150年 秋のイベントガイド」で見るまで、全く知りませんでした…

が、せっかくなので行ってみました。

木戸孝允(きどたかよし)って誰なんだろう??と思っていたら桂小五郎だったんですね…

「木戸孝允旧宅」は、長州藩出身の政治家・木戸孝允(桂小五郎)が近衛家の下屋敷を譲り受けて別邸となしたものだそうです。

隣接する達磨堂では、木戸孝允の養子である木戸忠太郎が主に明治末期から昭和初期にかけてコレクションした達磨が展示されています。

木戸孝允旧宅を見学するにはどうすればいいの?

「木戸孝允旧宅」を見学するには、「職員会館かもがわ」で受付をします。

「達磨堂」は鍵がかかっているので、見学したい旨を伝えると鍵を開けていただけます。

帰る際に一声かけると施錠されます。

「職員会館かもがわ」を通り抜けてお庭に出ると「木戸孝允旧宅」があります。

とても小さなお宅ですが、鴨川沿いにあって静かです。

紅葉がとても綺麗でした。

「木戸孝允旧宅」の現存する2階建ての建物一棟と庭園の一部は、昭和8年に国の史跡に指定されたそうです。

これを示すものとして、「明治天皇行幸所木戸邸」(明治天皇聖跡)と書かれた石碑が建っています。

建物の大部分は、史跡指定以前に国語学者で広辞苑を編纂した新村出(しんむらいづる)が譲り受け、北区小山に移築し現在も残っているそうです。

隣接する「達磨堂」にも入れます

「達磨堂」は、大きなものから小さなものまで、達磨大師に関するものでいっぱいです。

よく見る「起き上がりだるま」だけでなく、玩具、日用品、書画など達磨に関するものが数万点納められています。

地域別の達磨の違いなどもわかります。

日本最大級のだるまコレクションだそうです。


「職員会館かもがわ」もはじめて行きましたが、ランチがお手頃価格なので結構にぎわっていました。

月曜日から土曜日までの「日替わりランチ」はコーヒーか紅茶が付いて税込750円です。

さすが京都市厚生会職員会館ですね。

ちなみに、使用されているお米は京都丹後産のコシヒカリだそうです。

 

この辺りは道がちょっと複雑なので、見つけにくいです。

夷川通ですが、「まるたけえびす」で丸太町から3本目と思っていたら、入る道によって碁盤の目じゃないので要注意です!

お隣さんの「石長松菊園・お宿いしちょう」は、旧木戸邸跡地に建てられた旅館だそうで、敷地内に「木戸孝允旧邸」と書かれた石碑があります。

木戸孝允旧宅・達磨堂
京都市中京区土手町通夷川上ル末丸町284
電話番号(職員会館かもがわ) 075-256-1307(受付時間9:00~17:00)
見学時間           10:00~16:30
休館日            ゴールデンウィーク期間の土日祝および年末年始
入館料            無料

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