因幡薬師の節分万灯会で「招運七色」をいただこう

因幡堂の節分万灯会で運をつけよう!

平等寺は、真言宗智山派の寺院で本尊は薬師如来で因幡堂の名で親しまれています。
この因幡薬師は、日本三大如来のひとつとされています。
そして因幡堂の舞台は狂言の演目(因幡堂・鬼瓦・仏師・六地蔵・金津など)にも出てきます。

食べるだけで運がつくものって何?

その因幡堂で2月3日の18:00から100人限定で運の重なる「招運七色」という健康を祈願する食べ物がふるまわれます。
「招運七色」は運のつく(「ん」の重なる)七種類の食べ物です。

江戸時代以降、節分に「ん」がふたつつく食べ物を7つ食べて、その年の健康を願うことが風習になったそうです。

なんきん、ぎんなん、れんこん、いんげん、にんじん、きんかん、かんとん

冬至の七種(ななくさ)とよく似ていますが、ちょっと違ってますね。
でもダジャレ感は同じですが…。

なんきん(南京-かぼちゃ)
カロチン、ビタミンC、その他、ミネラル豊富。
生活習慣病を予防。
いわしと一緒に摂るとガン予防。

ぎんなん(銀杏)
肺の働きを強化。
せき、たんを切り呼吸困難を緩和。
感染症の予防。風邪の予防。

れんこん(蓮根)
食物繊維、ビタミンCが豊富で疲労回復、口内炎、目の充血、肌荒れ予防。
チンゲン菜と一緒に摂るとガン予防。

いんげん(隠元)
疲労回復、美肌づくり効果あり。
キクラゲと一緒に摂るとガン予防。

にんじん(人参)
ビタミンAの元となるカロチンを多く含む。
心臓病予防。動脈硬化予防。ガン予防。

きんかん(金柑)
疲労回復、鎮静効果あり。動脈硬化予防。がん予防。ダイエット効果あり。

かんとん(さつまいも)
ビタミンB1、食物繊維が豊富。
整腸作用による美肌効果。
ゴボウやこんにゃくと一緒に摂るとガン予防。

「ガン予防」となっているものが多いですね。
因幡薬師さんは、ガン封じの仏様だからでしょうね。

この「招運七色」をいただくための整理券が配られています。
ただし、とっても人気があるので、少し…というか、かなり早めに行かないといただけません。
昔は、整理券はなくもっと簡単な感じでしたが、最近はキレイに盛られています。

「招運七色」の授与終了後、19:00より本堂で法要が行われます。
本堂の法要後、観音堂で節分祭の北斗護摩祈願があります。
北斗護摩とは、北斗七星に願いを込める護摩供養です。
星の巡りがよくない人には一年間厄にあわずに無事に過ごせますようにと祈願し、星の巡りのよい人には更によい一年になるようにと祈願します。

護摩供養終了後、笹酒接待もあるそうです。
立秋とはいえ、まだまだ寒い京都なので笹酒は身体が温まってうれしいですね。

毎月8日の9:00~15:00頃まで「因幡薬師の手作り市」というのもあるそうです。
よかったら覗いてみてくださいね。
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